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【なぜ、自然医療なのか?】

【なぜ、自然医療なのか?】

自然医療と聞いて専門家は自然療法を連想するでしょう

狭義の自然療法は自然の力を利用して、自然(自己)治癒力を導き出す療法です

その基本となる要素は、空気、日光、栄養、休息、運動、精神(リラクゼーション)、水など

つまり、特定の治療法などないのです

しかし、世界を見渡すと自然療法と呼ばれる実にさまざまな治療スタイルや治療法が認められていますね

そのほとんどが相補(補完)代替医療に属するものです

決して間違ってはならないのはそれぞれの治療法が特別な治療をする能力を持っているものではないということです

自然(自己)治癒力は人間を含む自然に本来備わっている能力であり、それらを確実に引き出せる特定の治療法は今の医療にはありますでしょうか?

(肉体や精神の実力を上げる環境を作りサポートできたらお話は変わりますが?)

広義に捉えれば自然療法とは(相補)補完代替医療におけるあらゆる療法を含めた広い治療体系(総合医療的治療体系)と言って

自然医療とは自然療法と同義あるいは自然療法をもその手段に含むあらゆる方法を用いて自然(自己)治癒力を高め、健康増進、病気予防、疾患治癒を実現するものであるということです

他に厳密な定義はないのですが、漢方薬は保険診療で認められており、正規医療であるという意見もありますが

例えば、イギリスにおけるホメオパシーやスピリチュアルヒーリングは保険診療の適用であり、各国が自国の正規医療は補完ではないと主張しては収拾がつかないのも事実です

【なぜ、補完代替医療(CAM)なのか?】

20世紀に花開いた西洋医学は、急性疾患や感染症などの原因究明とともに、その治療を可能にしてきました

しかし、その反面、生活習慣病などの慢性疾患、原因不明の疾患、精神的な要素の関与する疾患、再発性のある疾患などについては、治療に苦慮する例も少なくなく、体質や体調を考慮した治療はほとんどなされていないのですね

西洋医学は元々分析科学的な手法を用いていますから、病気の病態解明とそれに伴う治療法の開発という過程を経ることにより成功できました

したがって、『病人』よりも『病気』の方に焦点が当たりがちという点が指摘されています

3%の病巣だけをみて行動し、生体の生命現象は全く無視してしまっているような状態です

実力がなければ、それまで……のように

ひたすら葉が枯れたら葉に絆創膏ではなく、普通は根っこをみませんか?

最近、クオリティオブライフ(QOL)の重要性が叫ばれ、病気だけではなく病人全体を治療するという姿勢が重要視されるようになったのも、今までの西洋医学に対する反省からとも言えるのでしょうが、こうした背景から欧米では西洋医学の欠点を補い、患者さんを全身的に治療できるCAMが盛んに行われるようになってきているのです

先日もお話ししたようにわが国以外でも西洋医学による医療費の高騰は問題になっており、各国政府は医療費の削減の問題で真剣に取り組んでいる

例えば、アメリカ合衆国では、健康保険制度がなく病気になると高額の医療費を自己負担せねばならないので、そのため予防医学が発達し慢性病を完治できない近代西洋医学に代わるものとして、CAMが積極的に行われています

アメリカ合衆国の国民の50%近くはCAMを利用している

【なぜ、自然医療なのか?】

西洋医学では、病気を敵とみなし、駆逐(くちく)します

例えば、感冒で発熱したとします

西洋医学では発熱は病気のみなされ、解熱薬が処方されますよね?

しかしながら、体温を上げることで免疫細胞が活性化され細菌やウイルスに対する抵抗力を増すことは周知の事実です

とすれば、感冒時の発熱は健康回復するための重要な生体防御反応ということになり、解熱剤の投与はこの生体防御反応を妨害していることになります

胃腸科では胃酸が標的になって、制酸薬が頻繁に投与されますよね

胃酸が抑制されれば、食道を通じて侵入してくる病原微生物などを排除することが困難になってしまいます

さらに、PHが上がることでペプシンの作用が抑制され、代謝に影響が出てきます

抗生物質の投与により腸内の正常細菌叢が変化し腸管免疫システムが壊れて全身の免疫力そのものにも影響が及んでしまいます

細菌感染でなく、ウイルス感染であれば、逆にその感染を助長してしまうかもしれませんよね

抗腫瘍薬は、多くのものが免疫抑制薬です

リウマチ薬もです

国際がん研究機関では抗腫瘍薬やがん治療に用いるγ-線にも発がん作用が認められるとしています

つまり、がんを治療すると新たながんの危険にさらされることにもなるということに……

つまり、西洋医学では治療により自然(自己)治癒力が損なわれてしまうことにもなりうるのです

これに反して、自然医療では自然(自己)治癒力を高めることに主眼を置いています

やり方や出会いもありますが?

例えば、発熱は生体の反応であるから、脱水に注意して無理に解熱させず、根本的な治療を行えば良いと考えます

薬物も必要以上に継続しない、運動、食事などの生活習慣の改善などが主体になり行動できれば、自然自己治癒していく流れがみえます

心身の損傷は少なくて済みQOLも維持されます

まさに理想的な世界だと思います

お伝えしている奇跡的な出来事がその証です

諦めず真摯に確実に、油断せずに尽きます

ただ、西洋医学を全て否定するものではないと考えてます

胃潰瘍に制酸薬を投与したり、細菌感染に抗生物質投与したりするのが当たり前になり過ぎていて、期間の縛りがあるものも慢性的に継続処方が多いことの心配

ただ、最近の医療はリスクヘッジにばかりとらわれ、上腹部痛といえば胃潰瘍、逆流性食道炎を怖がって制酸薬、胃がんを怖がりピロリ除菌に抗生剤セット、発熱していれば細菌感染の可能性が否定できないと抗生物質といった処方が『実は自己治癒力を抑制している可能性があることということ』を、あまり意識せず忘れてしまっているのが問題だと思います

問題点を捉えて、正しい対策を探ることが重要であり、自然医療も手段の一つに

ただ、受診側の権利や最良の対策という意味で、
本当に困っている人を優先にと願います

自然治癒力は非常に大きな位置を占めることを忘れないでほしいと思います

自身の身を守る術

自身の生体の実力を上げる術を知る知らないでは、大きくシナリオは変わらざるを得ないと考えます

邪魔にならない情報こそ隠されているのは何故か?と疑問です

最後に

胃薬の中にアルミニウム、これが脳に蓄積したらどうなるのか?

消化の段階で生体が代謝老化するのなら、むやみに抑えることの怖さも共に伝えないといけないと思います

毎日できることをコツコツですね

最後までお読み下さり、いつもありがとうございます


令和5年8月23日
いずみ薬局?.*