2021/09/28
【20年前くらいに行ったペルー旅行】
同じことはもうできないかもしれないけれど、また行きたいなぁと思い出しています
ほぼ4時か5時起きでハードに2週間を楽しみました
安全性や快適さはどの旅行社で行くのかでも楽しみ方が変わると思いますが
私はきっと、すべてのオプションに参加したから4時おき(笑)
断片的に思い出します
クスコの可愛い街並みの中、中庭のある素敵なホテルに着くなり倒れ、高山病になり
可愛い家具もホテルもうっすらしか見れずに、ベッドの下にもぐり込み……少しでも低くいたい心境に
なるのですよ、本当に
お部屋に運んでもらった美味しいお食事もそこそこに
何とか復活した瞬間、飛び出して
門限ギリギリまで、街並みを走り回って時間を取り戻しました
ナスカの地上絵を小さなセスナ機✈️で
今なら乗るだろうか……
非常に揺れる指をヘリで固定させて窓にへばりついてシャッターをパシャパシャ押しました
うるさいなと思っていたものすごく大きなエンジン音が止まった時、えっと思って振り返ると
内側にいる旅慣れた年配の方が黙ってまっすぐ前だけを向いて、その額の分厚いあぶら汗が目に焼き付いて
あぁもう引き返せないし、今は楽しめるまで楽しむしかないっと思ったのをふと思い出しました
うるさいエンジン音はあった方がよかったとも思いました
マチュピチュ遺跡に入って、はじめて友人と喧嘩をしました
友人がふんた?を洗わないまま私の前を歩くからマチュピチュ遺跡がぜんぶ……と悲しくなったり、?に気がつがず入った部屋が汚れていると勘違いしてホテルの部屋のグレードが上がったりしたせいで胸が痛み過ぎて
帰るとキャンドルでのおもてなしまであり、より悲しくなり
若い私たちには波乱過ぎて揉めました
添乗員さんはもう言わないでいいからシーって……
御礼をたくさん置いてホテルを出ました
あとは、4時起きして参加したワイナピチュに登山するオプションは、スニーカーを現地の人に借りて、ただただ一直線に雲に向かって登るツアー
『落ちても文句いわない署名』をして、『ヒモ』をつたって登ります
ただ、借りたシューズは男物で、足場の階段の幅より大きくて、ひっかけるように登りました
頂上は雲の上で、そこからマチュピチュを見下ろし写真撮影をし、下りましょうとなった時に次の展開に一番驚きました
頂上は平地もありませんでしたが
インストラクターは『さぁ、命のほしい人はカメラをしまって、おしりの摩擦でこの滑り台みたいな(1階以上ある)岩をずり落ちるように下りて』と言われました
『おしりに摩擦があり過ぎたら前にポンと飛ぶからダメだよ、前はないでしょ』て……
お母さんがいたら絶対怒られるなと思いながら、カメラをしまってゆっくりずり落ちました
インストラクターは『僕は一応、手を出しているけど、できたら掴まないで』って言ってましたが、みんな笑わず頷いていました
ヒモで登る時も『もし、落ちる時は下の人を掴まないこと』が約束でした
マチュピチュの正面にある高い山がワイナピチュです
『若い峰』という意味を持つ標高2700mのワイナピチュは、アンデス山脈の中でも堂々とそびえ立ち、存在感があります
マチュピチュ遺跡の標高が2400mなので、ワイナピチュとの標高差はおよそ300mです
頂上までは1時間弱で行けますよ
登山道は舗装されているのでと今は書かれてありますが、あの掴んではいけなさそうな『ヒモ』がそうだったのかしら……
『特別な登山装備も必要なく普通のスニーカーでOKですが、急な階段や鉄の鎖を掴んで登るようなところもあるので、滑り止め付きの軍手があると良いかもしれません』
という注釈があります
旅のメンバーの方は、すべてのオプションには参加しませんでしたが
私はすべての経験を逃さずしておいて、本当によかったと思いました
何千枚と撮った写真に1枚ずつコメントを書いてまとめたのです
そのときの動画も、そのまま
見返さずにずっときました
夢の世界観…過ぎて
また衝動にかられても今は動けないですけれど
そんな感じで20年くらいお仕事に没頭する毎日です
アルバムをまた見返してみようと思いますよ