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?第二十一章【軟骨の削れで起きる膝痛の根本的原因】

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?第二十一章


【軟骨の削れで起きる膝痛の根本的原因】

 


?膝関節のしくみ

 

膝の関節で骨と骨が直接こすれ合わないようにクッションの役割をしているのが軟骨です

 

何らかの理由で軟骨が削れてしまうと痛みを感じるようになります

 

酷くなると骨が歪み、痛みで膝が曲げられなくなります

 


?膝の関節はちょうつがい

 

膝の関節はちょうつがいのように前後にだけ動きます

 

肩の関節のように回転することはできません

 


?膝関節のしくみ

 

軟骨を作っている軟骨細胞は、軟骨ならではの二つの特徴を作り出しています

 

↓↓↓

 

《水分》
ブラスのような形状で水分を蓄えることができるプロテオグリカン

 

《酸素》
空気を入れたタイヤ程度の固さに保っているコラーゲン

 


?軟骨は軟骨細胞がもと

 

軟骨を作ってるのは軟骨細胞

 

コラーゲンとプロテオグリカンという物質によって、程よい硬さで滑りやすい性質になっています

 

つまり『膝の関節は軟骨によって滑りやすくなっている』

 


↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 


【酸素が無いと軟骨細胞は死に、軟骨は削れてしまいます】

 

?死んだ軟骨細胞のかたまりが、たくさん浮遊している訳です

 


軟骨細胞をのぞいてみると……

 

①酸素が減る

↓↓↓

②酸欠状態に

↓↓↓

③死んでしまい

↓↓↓

④剥がれ落ちて

↓↓↓

⑤痛みになります

 


【結論】

 

・軟骨細胞が活動するためには、酸素が必要です

 

・何らかの理由で酸素が得られないと軟骨細胞は酸欠状態になり、やがては死んで剥がれ落ちてしまいます

 

・軟骨が削れてしまうのは重労働や運動だけが原因ではないのです

 

細胞のリサイクル機能(オートファジー)を整える環境作りには、細胞にゴミがない状態&酸欠ではない状態が大切です??

 

 

つづく……

令和4年6月7日
いずみ?.*