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【乳酸菌(フェカリス菌)の嬉しい性質】

 

 

【乳酸菌(フェカリス菌)の嬉しい性質】

 

厚生労働省の『令和元年国民健康・栄養調査報告』によると『夜間睡眠途中に目が覚めて困った』という答えた人は25.7%、『日中眠気を感じた』という回答は34.8%、『睡眠全体の質に満足できなかった』という人は21.8%に及びました

 

民間が調査しても、睡眠に何らかの『悩み』を抱えている人は8割~9割に達することが多いです

 

日本人の多くが睡眠に関する悩みを多かれ少なかれ抱えているということですが、次にあげるような事態が生じるのも多くの人にとって睡眠の質が悩みの種だからでしょう

 

舞台は4月4日に放送された日本テレビ系『しゃべくり007』にて、タレントのマツコ・デラックスさんが自分の睡眠時間について『短い時だと3時間くらい』『ちょっと寝たなって日でも5時間、6時間くらい』と語った上で、ヤクルト1000を飲んでからすごい眠りが良くなったと打ち明けたのです

 

事実、2019年秋に登場したヤクルト1000は機能性表示食品として睡眠質の向上をうたっています

 

そこに、マツコさんの発言が飛び出すと、訪問販売分までが品薄になり、メルカリなどで数倍の値がついて問題になるほど、この手の飲料としては空前のブームと相成ったのですが……

 

ヤクルトに入る乳酸菌はたったの1000個です

 

FPでは1袋に1兆個、10倍です

 

FSでは4兆個、40倍です

 

ちなみに、推奨摂取量は1日に約1兆個と言われています

 

一般の方が、1兆個をとるとなるとヤクルト1000では10個、ヨーグルトでは100リットル分ですから、添加物や糖質を考えると理想的ではありません

 

広告やCMなどでは、一般のお客様は1000個を多く感じられるでしょうが、そこが数字のマジック

 

そして、次に……

 

?純粋な乳酸菌は『睡眠の質の向上』繋がるのか?のメカニズム

 

『腸内には1000種類以上、100兆個ぐらいの菌がいて、内訳は小腸に1兆個、大腸100兆個ほど、それらが腸内細菌のバランスを取って腸内環境を改善しているのが整腸効果』

 

多数の特別な乳酸菌が通ると、腸脳(本当は腸肝脳?)相関というルートを通って、自律神経に影響を与えます

 

昼間にストレス緩和を促すセロトニンを作らせたり、夜間には睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を促し、睡眠の質の向上に繋がっていると考えられます

 

CMやテレビ広告のように大量に作れない本物たちで操る『確かな腸活』です

 

天然アミノ酸には遺伝子情報が含まれますし、情報量が多いほど、生体には有利に働きます

 

肉体を合成物の柱で建てていくのか、正しい情報のある柱で建てていくのかは歴然です

 

それに、そもそも特別な乳酸菌が多数、腸に達するとセロトニンの分泌が促されるという直接作用もあります

 

メラトニンを合成するにはセロトニンが必須なので、セロトニンが多く自然に作られる環境作りは理にかなっています

 

その点でも科学的に矛盾なく説明できるということです

 

?疲れがとれたかどうかが大事

 

血液の冷えや、酸欠、加齢と共に睡眠のパターンが変化する方が多く、具体的には深い睡眠の割合が減って、浅い睡眠が長くなります

 

加えて、前立腺肥大や筋肉の低下や自律神経失調症で尿が近くなる方も多く、夜中に目が覚めやすくなります

 

深い睡眠の割合が減る理由は様々な要因が考えられ、断言するのは難しいですが……

 

このような変化に対しては、年を取ったのだから仕方がないと思う方もおられるでしょうが、睡眠時間は細胞のメンテナンス、つまり、疲れをとるためのものなので、疲れが取れたかどうかが大切なのです

 

夜中に何回も目が覚めなくても、寝付きが悪いか、熟睡できずに日中だるくないか、疲れやすいかどうかを指標をすべきです

 

夜に8時間以上、寝床についても休養感がない方、7時間しか寝床にいなくても休養感がある方に比べ、死亡リスクが1.57倍という発表がありました

 

自宅の寝床で過ごした客観的な時間の長さが、上位25%に入る方は、中間の50%より死亡リスクが高いとわかったのですが、そこに休養感を加えて調べると、寝床で長く過ごす方の死亡リスクは一様に高い訳ではなくて、休養感は乏しい方に限って死亡リスクが1.57倍になるという結果でした

 

どういうことでしょうか

 

歳をとるにつれ体が必要とする睡眠量は減り、若い頃と同じように睡眠を取ろうとしても眠りが浅く途切れやすくなります

 

体が必要とするより長く寝床で過ごすより、寝床で過ごす時間と体が必要とする睡眠量のバランスがうまく取れると休養感が高まることが重要になります

 

つまり、睡眠時間と共に睡眠による休養感は大切なのです

 

腸活、腸内細菌バランスが崩れると色々と繋がり連動する訳ですね

 

ですから、『睡眠の質が悪いことを時間でカバーしようとする結果、死亡率が高くなってしまう』というお話を聞かれた事があるかと思いますが、少し解釈が違うと考えます

 

決して、怖がる必要はなく……個人差がある中で、年齢により、ストレスや生活習慣やリズムが変わって当然ですよね

 

質を良くしておれば良いということに尽きます

 

質を良くすることは、根っこのメンテナンスができていたら大丈夫です

 

今日は、腸活を基盤にしていただいている方に、乳酸菌のひとつであるフェカリス菌の嬉しい性質についてのお話でした

 

ご興味がありましたら、他にも多様な性質があるものですので、お気軽に問い合わせくださいね

 


令和4年8月26日
いずみ?.*