2022/11/10
【脳卒中のメカニズムと予防について】
?脳卒中メカニズム①
《血管内のゴミが増えすぎると細い血管は詰まってしまいます》
脳の微細な血管の周囲には『間藤細胞(まとうさいぼう)』という細胞があり、血管内のゴミ(悪玉コレステロールなど)の『掃除屋さん』をしています
脳内の血管にゴミが増えると、間藤細胞が大きく膨らみ、血管を圧迫して血流をし阻害
これも脳梗塞の一つの原因と考えられます
?脳卒中メカニズム②
《頚動脈の決戦は強い血流によって脳に飛んでしまいます》
血流が悪くなると……
頚動脈で動脈硬化が起こり、その部分が傷つくと治すために血小板などが集まってきます
これが血栓になります
(起きる場所は違えど、コロナ感染やワクチン接種で起きた症状の流れもこの仕組みです)
首は心臓から近くて血流が強いため、血栓がはがれて脳の血管まで『飛んで』いき、それが脳の血管をふさぐと脳梗塞になります
１ 血流不全・冷えがあると……
(首の頚動脈に動脈硬化が起きると……)
↓↓↓
２ 血管が傷ついた状態
(ある日、事故が起きる)
↓↓↓
３ 血小板が集まり傷を修復
(現場修復のためにレスキュー隊がやってくる状態)
↓↓↓
４ これが血栓の状態
(レスキュー隊が続々と集まってくると、道路を塞いでしまう状態)
↓↓↓
５ 血栓が流される
(レスキュー隊の集団が脳まで飛ばされる状態)
↓↓↓
６ 脳梗塞に
(脳内のどこかの結果で道を塞いでしまう状態)
?解消する為に
《前触れの症状を見逃さず生活習慣を改めましょう》
脳卒中は死に直結する恐ろしい病気ですが、予防も可能です
前触れをキャッチでき、重篤な症状にならずに、そもそも原因を遠ざける事ができれば、より安心できるはずです
《脳梗塞の前触れ症状を覚えておきましょう》
▽視覚障害
物が二重に見える
片方の目が見えない
▽感覚障害
右手がしびれるなど半身がしびれる
感覚が鈍くなる
▽言語障害
舌がもつれる
言葉が出ない
▽バランス感覚の障害
ふらつく、めまいがする
▽運動障害
半身に力が入らない
食事中に箸を落とす
《脳卒中予防十か条を守りましょう》
前触れを見ようとさないこと、生活習慣を改めることは大事です
脳以外に出来た血栓が原因でおこる脳梗塞では、上に挙げたような前触れが起こることがあります
脳まで飛んできた血栓がほんの短時間だけ脳の血管を詰まらせるために起こるのです
ただし、この血栓は溶けてしまうことが多いためほとんどの場合症状は30分程で消えてしまいます
これを見落とさないことが大切です
その前に、脳卒中で命を落とさないために大切なことがあります
それは脳卒中の原因そのものをシャットアウトすることです
いずみの皆さんは、根本的な改善として、当店で既にケアをされている方が多々おられますが、それ以外でできることやどんな病状がそれに繋がりやすいのかを、お伝えしておきます
脳卒中は、高血圧、脂質異常症、高血糖などが原因で起こります
そして、これらの病気は運動不足、肥満、大量飲酒、喫煙などの生活習慣が原因で起こりやすくなります
まずはこれらを見直すことから始めると共に、先に繋がることを予測して、その病状を変えていかれようとされている方が増えて参りました
病などの木だけを見るのではなく、森を観ての行動は未来のシナリオをそのままにはしません
【脳卒中予防の10ヶ条】
第一条
高血圧
その状態をなくしましょう
(乏血・慢性炎症➡心臓亢進➡高血圧)
?? ??この逆をコツコツするとなくせますよね？
第二条
糖尿病
ほっといたら悔いが残ります
(乏血・慢性炎症・リーキーガット・腎疾患➡心臓亢進➡高血圧)
?? ??上がった血糖値を下げるだけの医薬品は合併症の進みを感じる方も多いでしょう
本来、生命現象に必要な糖を使いこなせる血液や状態にすることが根治という意味で、合併症も改善したいですよね？
第三条
不整脈
見つかり次第すぐ受診し状態を把握
?? ??諦めずにお知らせください
第四条
予防には喫煙を止める意志を持つ(私の祖父は喫煙者、お誕生日に煙草をプレゼントしたり家族も私も一般家庭以上に大変無知でした、私は大学を卒業するまでは本当に子供で幼く、医師は神様だと思っているような家庭で、大切な祖父や祖母を守ってあげられなかったのです、選択肢がないという視界でした)
?? ??レントゲンでキレイな肺です……これは、異物や影がないにしろ、肉眼で観ていないから言える言葉です
第五条
アルコール
控えめは薬
過ぎれば毒
?? ??ほどほどに……ケアをすれば良いと思います
飲まれて意識なくすぐに眠られる方は特にご注意くださいね
第六条
高すぎるコレステロールも見逃さない
下げすぎない
?? ??今は良いものがありますよ
第七条
お食事の塩分・脂肪は控えめに
?? ??調味料や下準備を変えることや、火?の使い方も大切です
第八条
体力に合った運動を続けましょう
?? ??歩く有酸素運動は大切に思います
足踏みだって、良いですよ
何せ、心臓と血管は筋肉でできていますから、使わなくなるとどうなりますでしょうか？
ちなみに、抗血栓薬を長くお使いの方は、運動せずでも固まりにくく血が流れる医薬品ですから筋肉は使われず落ちます
詰まりやすい状態になりますから、むやみに止めることもできません
そうです
使いたくなくなった部分は衰えます
耳や目や脳も……使いたくないと、使えなくなります
五感低下➡うつ・引きこもり➡認知症
第九条
万病の引き金となる太りすぎを改善しましょう
?? ??ご相談ください
強化月間、設けております
第十条
脳卒中
起きたらすぐに病院へ
?? ??予防としてできる時間を過ぎてしまえば、西洋医学の外科的な部分に頼る他ありません
生命を取り留めても、対症療法である医薬品は、必ず処方されるでしょう
それを永遠に継続されておられる方も多く、特に日本は医薬品大国です
世界の2パーセントの人口に対し、40パーセントの医薬品を口にしている唯一の先進国です
ただ、なぜそのような医薬品で対症療法しなければならなくなったのかと立ち止まるのも自由選択できます
そのように、対症療法ではなく根本的をと考える方もたくさんおられます
医薬品の必要のない状態を手に入れることを、生じてしまった後に諦めずに考え行動されることも、寝たきりにならない予防医学として大切な選択肢のひとつです
ただ、後遺症に関しては不可逆的なものもありますので、やはり津波が起きる前にその高度を下げられる生活環境に
更に、何事も生じないメンテナンスも、個々に選択していければと思います
いつもありがとうございます?
お役に立ちますように???
令和4年11月10日
いずみ?.*
