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【肺炎の起きるメカニズムと予防方法】

 

現代でも年間10万人以上の方が死亡する……

 

【肺 炎】

 

《風邪をひかなくても肺炎にかかることがある》

 

肺炎という病気はご存知ですよね?

 

では、肺炎がどんな原因で起こりどのような症状になるのかご存じですか?

 

そして、どのくらいの人が亡くなっているのでしょうか?

 

肺炎による死者は、年間10万人以上で、日本人の死亡原因の第4位です

 

戦後、一旦は激減したのですが、この二十年間で二倍以上に増えています

 

そもそも肺炎とはどのような病気なのでしょうか?

 

肺炎の最大の原因は細菌やウイルスです

 

何らかの原因で細菌が肺の中に入り込んで炎症を起こすのです

 

主な症状は、咳・発熱・悪寒・胸痛・喀痰・呼吸困難などですが、ひどくなると細菌が毒素を出して肺に穴を開けてしまったり、膿がたまって肺が機能しなくなることがあります

 

細菌が全身に広がると死に至ることもありますので

 

『風邪やインフルエンザにかかった時に肺炎にならないよう注意をすれば大丈夫』

 

そんな風に考えている人もいるのではないでしょうか?

 

確かに、風邪やインフルエンザにかかると肺炎になる危険性が高くなります

 

では、風邪にもインフルエンザにもかからなければ安心かというと、そうではないのです

 

肺炎を引き起こす細菌は健康な人の喉や鼻の奥に棲みついています

 

10代以上の人の半数から肺炎の原因になる細菌が見つかりました

 

100年足らずで経済発展の為に進化したことによる食育環境などの低下も要因のひとつです

 

とはいえ、私達の体には病気を防ぐための機能があるため細菌がいても肺炎にならずに済んでいるのです

 

逆にその機能がうまく働かなければどんな人でも肺炎になる可能性があるのです

 

ちなみに……
最近の死亡原因の順位は?

 

1位 脳血管疾患
2位 悪性新生物
3位 心疾患
4位 肺炎及び気管支炎

 

《肺炎の常識タイプの流れ》

 

鼻や喉の奥に細菌が棲みつく
↓↓↓
風邪やインフルエンザ
↓↓↓
肺に細菌が侵入
↓↓↓
肺炎

 

但し、もうひとつ、別のルートがあることを理解することが大切です

 


?肺炎のメカニズム①

 

《唾液を飲み込み『ゴクリ』とすることによって、口内の細菌は胃で殺菌されます》

 

私たちの口の中には『常在菌』というさまざまな種類の細菌が棲みついています

 

これらが肺の中に入り込んで繁殖してしまうと、肺が炎症を起こして肺炎になります

 

《唾液のおかげで菌は増殖できない》

 

唾液を『ゴクリ』と飲み込むと、口の中にいる細菌も一緒に飲み込まれます

 

?いずみではこの『ゴクリ』の更にを、おふたつオススメしていますね???

 

その細菌は強い酸性の胃液によって殺されてしまうのです

 

結局、唾液の分泌が減るなどして『ゴクリ』ができなくなると肺炎にかかりやすくなります

 

⚠️唾液にはリゾチームやラクトフェリンなどの抗菌成分が含まれており、外部から侵入してくる細胞を24時間体制で撃退してくれるのですが、その力はあまり強くないため、生き残る者もいます


それが『常在菌』です

 

⚠️肺炎の原因となるのは強い毒性を持っている肺炎球菌だけとは限りません

 

⚠️口内に棲む普段は無害の菌たちも、肺に侵入すれば炎症を起こすことがあるのです

 


?肺炎のメカニズム①

 

《食物が喉を通る時には気管に蓋が閉まる》

 

口内にいる細菌は、食物や水分と一緒に飲み込まれますよね?

 

食道と気道は喉の奥で交差しているので、食物や水分が気道に入ってしまうと、細菌も一緒に肺に入ってしまいます

 

《気道と食道はひと続き》

 

鼻の穴と口は、喉で一旦一つに繋がり、喉の奥で気道と食道に分かれます

 

喉頭蓋と呼ばれる蓋が閉まるから、食べ物が気道に入らないのです

 

↓↓↓

 

食道と気道が交差する所は『喉頭蓋(こうとうがい)』と呼ばれるフタのような器官があります

 

食物や水分が喉の奥に触れた瞬間、このフタが素早く閉じるため、食物は気道には入っていかないのです

 

食べ物が通過した後、フタは速やかに開いて、呼吸ができるようになります

 


?肺炎のメカニズム③

 

《フタを閉め遅れると菌が肺に侵入します》

 

気道のフタはわずか0.7秒で閉じます

 

シミュレーションの結果、フタが閉まるのが1秒でも遅れてしまうと異物が気道に流れ込んで、肺に入ってしまうことが分かりました

 

肺炎にかかった人の約7割が、フタが閉まるのが遅いという調査結果もあります

 

《フタを閉め遅れがちな方のシグナル》

 

⚠️食事をする時に必ずむせる方

 

⚠️食べ物を飲み込みづらい方

 


【肺炎の予防方法】

 

?いずみのご相談者様はこの点のケア(最低限の2種類~4種類)をされている方が多いですが、それ以外のトレーニング方法をご紹介致します

 


《肺炎を予防するためには、細菌を肺に侵入させないことが大切です》

 

《そのためには喉のフタを素早く閉めればいいのです》

 


⚠️インフルエンザや風邪に注意

 

体力が落ちていると、免疫力のバランスが崩れます

 

冷えて体温が1℃下がるだけでも免疫バランスは3割ほど狂いますよね

 

特に、風邪やインフルエンザで鼻や喉に炎症が起こっていると、細菌が肺に入りやすくなります

 


⚠️65歳以上の高齢者

 

65歳の高齢者のみでなく……

慢性呼吸器疾患

心不全

肝硬変

糖尿病

ガンやリウマチ

ガンやリウマチ治療の予後

アレルギー

自己免疫疾患

 

上記の方は肺炎にかかりやすいです

 


《肺炎を防ぐ絶対的な方法は、肺に細菌を入れないこと》

 

健康な状態では、口の中の唾液や喉の粘膜などが肺炎の原因となる細菌を退治したり侵入を防いだりしています

 

病気になると体力落ちて、免疫力が低下し、肺炎を併発しやすくなります

 

特に風邪を引いたりインフルエンザにかかったりして喉の粘膜が炎症を起こすと、細菌が肺に侵入するのは防ぐことできません

 

当たり前のことのようですが、まずは病気にかからないようにすることが大切です

 

(いずみでは土台と柱の考え方でメンテナンスされている方が多いです)

 

そして、風邪をひいている、インフルエンザにかかった時には一層の注意が必要です

 

(重度肺炎にて、もし酸素分圧が非常に低下するようか危険な時には、酸素を集めても機能できず、利用ができませんので、その環境をどれだけ早く取り除けるかがポイントです‼️)

 

4つの優先順位です

 


いずみのご相談者様ではない場合、普段のケアとして……

 

《歯茎を刺激してフタの遅れ改善》

 

通常の歯磨きと合わせて、1回3分~5分を目安に

 

⚠️ポイント

 

絶対に力を入れないこと

 

出血すると炎症の原因になります

 

歯周病などのある場合には、治療を済ませてからにしてください

 

柔らかめの歯ブラシを使います

 

歯と歯茎の境目にブラシをあてます

 

舌や上あごなど口全体を磨きます

 

力を入れず、小刻みに動かします

 


《フタの締まりを早くする画期的な方法の更なる例》

 

肺炎には、風邪やインフルエンザなどの病気とは無関係なものがあることがわかりました

 

喉のフタが閉まるのが遅れるために、食物や水分などと一緒に細菌が肺に入ってしまうというケースです

 

このような肺炎を予防するにはフタの閉まり遅れを改善すればいいのですが、脳を活性化するとフタのしまりが早くなることが分かりました

 

では、どうすれば脳が活性化するのか?

 

実は、歯磨きなのです

 

ただし、普通に磨いてもダメ

 

歯茎を同時に磨くのがポイントです

 

歯茎には神経が多く通っているため、刺激によって脳が活性化するのです

 

全国11の介護施設でこの方法を試したところ、肺炎による死亡率が半減したそうです

 


いずみのご相談者様は、日頃から脳が何により退化するのかを考え、毎日コツコツメンテナンスされている方も多くおられます

 

脳は①何を栄養としていて、②何により動かされ、③何と連動しているのかですね?

 

 

これから寒くなりますので、環境の見直しなど……


何かひとつでも、お役に立ちますように??

 

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いつもありがとうございます

令和4年11月14日
いずみ?.*