2023/04/20
【カラダを作る柱であるアミノ酸の真実】
Part①基本編
《天然アミノ酸には遺伝子?情報がありますが、合成アミノ酸にはありません》
《食事より入るアミノ酸は24時間、臓器・骨・神経細胞など固形物に飛び散っている》
《消化過程で細胞は分解合成を繰り返し、流動的に常に入れ替わっている生体の仕組み(動的平衡)》
?⋆꙳アミノ酸は元気のもと
各臓器の活性化、体力維持や疲労回復に一役買っています
肝臓でアミノ酸から作られたアルブミンは栄養源として全身の組織で使用されます
?⋆꙳肝臓とアミノ酸
アミノ酸はただ多く摂取すれば良いというものではありません
体内に取り入れられたアミノ酸を有効利用するためには、実は肝臓の働きが重要な鍵を握っています
肝臓の早い細胞では、1ヶ月でほとんどが入れ替わると言われています
細胞の再生に必要なアミノ酸が不足すると、肝臓自体の元気がなくなり、本来肝臓がもっている多種多様な機能が果たせなくなる可能性があります
となると、肝臓ばかりでなく免疫力が低下し、カラダ全体にも悪影響を与えてしまうので、日常生活の中で天然アミノ酸を上手に取り入れ、肝臓に元気を与え、更に体力アップに繋げたいものです
?⋆꙳タンパク質とアミノ酸
タンパク質(肉、魚、大豆食品など)何種類ものアミノ酸がつながってできています
分かりやすく言うと、アミノ酸はタンパク質の原料です
食事から摂取したタンパク質は消化され、体の中でアミノ酸に分解されて吸収されます
そしてアミノ酸は肝臓の働きによって様々な形に組み替えられ、カラダの色々な部分(筋肉、皮膚、内臓、血液、体内酵素、コラーゲン、軟骨、骨など)になります
ですから、私達のカラダはアミノ酸によって構成されているのです
私たち人間の体に必要なアミノ酸は、20種類です
体の60%は水分で、タンパク質が20%を占めています
体の筋肉や臓器、皮膚、毛髪などはタンパク質からつくられていますが、体の実質的な部分だけではなく、目に見えない免疫物質や血液成分・消化酵素
ホルモンなどもタンパク質アミノ酸から作られています
肝臓は大工さんのような役目をしています
木材(アミノ酸)を利用して様々な家や家具(体内の細胞・各組織)を作ります
良い材料と良い大工さんがいないと家が建たないように、健康で元気なカラダを作るには十分なアミノ酸と元気な肝臓が不可欠です
そして、それらを使いこなせる土台(腸や細胞)の環境がどうあるかが鍵?となります
?⋆꙳新陳代謝とアミノ酸
人間の細胞は毎日新陳代謝を繰り返し、新しい細胞に生まれ変わっています
例えば肌は40日、心臓は22日、肝臓は30日(遅い細胞は1年)、骨は90日(遅い細胞は10年)、血液は約120日周期となっています
およそ4ヶ月で、人間のカラダはある程度、新しい細胞に生まれ変わります
(ですが、これは正常なオートファジー力がある時、若しくは、ない時も何かで工場を仮設し補った場合)
健康なカラダを維持するためには常に新しい細胞との原料となるアミノ酸を供給し、細胞を活性化させることは大切です
?⋆꙳アミノ酸が吸収されるまで……
口から吸収した食べ物は、まず口の中で唾液と共に咀嚼され胃の中に運ばれます
胃の中では胃液により消化が始まり、小腸へ運ばれます
小腸では多くの消化酵素で更に消化が進んでらタンパク質がアミノ酸まで分解されます
同時に小腸の細胞からアミノ酸が吸収されていきます
小腸で吸収されたアミノ酸は肝臓へ運びこまれます
肝臓ではこのアミノ酸から様々なタンパク質が合成され、組織や器官の原料として再び利用されるのです
ですから、肝機能や体内の工場が低下した状態では、せっかく運び込まれたアミノ酸の有効利用ができなくなるのです
?臓器
肝臓病、腎臓病、心臓病、肺炎、動悸、息切れ、疲労
?血管
高血圧、低血圧、動脈硬化、血行不良、しびれ、痔
?血液
貧血、めまい、冷え性、頭痛、肩こり
?胃腸
食欲不振、胃炎、胃潰瘍胃痛、胃もたれ、吐き気、下痢、便秘、口内炎、口角炎、胃下垂
?免疫
アレルギー、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、花粉症、鼻炎、蓄膿症、喘息、結膜炎、風邪、リウマチ、癌
?婦人病
生理不順、生理痛、不妊症、妊娠中、授乳中、つわり
?骨格・筋肉
関節痛、骨折、骨粗鬆症、筋肉痛、凝り、筋肉疲労、発育不良、成長促進、筋力アップ
?美容
ダイエット、シワ、シミ、くすみ、肌荒れ、抜け毛、薄毛、爪
?その他
体力低下、疲労、風邪、病中病後、精力減退、受験生、自律神経失調症、低体温
令和5年4月20日 新月?✨
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