2023/04/20
【カラダを作る柱であるアミノ酸の真実】
Part②応用編
《天然アミノ酸には遺伝子?情報がありますが、合成アミノ酸にはありません》
《食事より入るアミノ酸は24時間、臓器・骨・神経細胞など固形物に飛び散っている》
《消化過程で細胞は分解合成を繰り返し、流動的に常に入れ替わっている生体の仕組み(動的平衡)》
?⋆꙳肝臓と体内工場の活力アップでカラダ元気‼️
①冷え(体温を作る)
体温を作る(体を温める)部位で、平常時は1位が筋肉2位が肝臓、3位が胃腸です
しかし、安静時では肝臓が最も熱生産量が多くなります
肝臓が疲れてくると熱生産の調子が悪くなり、冷えや肩こりなどのトラブルが生じやすくなります
②だるい(栄養の代謝)
食べ物に含まれる栄養素は、肝臓で、カラダの中で使いやすい形に変えられ、各組織や臓器に運ばれます
これを代謝といいます
代謝の働きが悪いと必要な栄養素が各細胞へ行き渡らなくなるので、各細胞の元気が無くなり、体全体が怠さを感じるようになります
栄養素を効率よくエネルギーに変換するには肝臓の元気を保つ必要は有ります
③疲れ(解毒作用)
乳酸などの疲労物質(老廃物)が溜まると、カラダが疲れを感じるようになります
乳酸の処理の8割が肝臓で行われます
もし、肝臓の働きが悪く乳酸の処理が遅れればらそれだけ疲労の回復も遅れます
《アミノ酸と筋肉》
筋肉痛と、運動時に筋肉に負担をかけることで、筋繊維が傷ついて炎症を起こすと同時に筋繊維が酸素不足になり、乳酸が溜まってしまいます
入社が溜まる時に行くは固くなりうまく伸び縮み出来なくなり、痛みが生じます乳酸を処理する勘定が弱かったり、筋肉の原料であるアミノ酸が不足していたりすると筋肉痛が長引きます
だから肝臓元気にし、アミノ酸をバランスよくとることで筋肉痛の解消も早くなります
?ただ、『こむらがえり』は、血流不全がメッセージです
今の医療ではツムラ68番芍薬甘草湯が処方されますが、これは筋肉に作用しますから対症療法でしかなく、筋肉が関与する血管や心臓にも負担がかかりますね
高血圧の方は太い血管にのみ作用する医薬品で対症療法していますから、乏血による心臓亢進で血圧が高くなる流れは回避していません
ですから、高血圧や低血圧の方は良くこむらがえりになり、漢方や痛み止めが処方されていますが、繰り返してしまうのは乏血(赤血球の膜の弾力や寿命の低下)のメッセージを改善できていないからです
④妊娠中・授乳中の女性とアミノ酸
妊娠中の女性は、体重が成長するための栄養を補給したり、胎児がが排泄する老廃物を肝臓で処理しなければなりません
『オチチ』というだけあって、母乳はお母さんの血液から出来ています
母乳には赤ちゃんを守る免疫や成長に必要なアルブミンが豊富に含まれています
このアルブミンを作るために、お母さんの肝臓は毎日フル回転で働かなければなりません
授乳期にはより、肝臓をいたわる必要があります
⑤病中・病後(タンパク質合成)
肝臓だけで合成されるアルブミンは、人間の栄養は健康を調べる重要な指標となります
体内のアルブミン量が不足すると『病気が治りにくい』、『入院期間が長くなる』など健康状態の悪化につながります
またアルブミンは水分代謝の働きもあり、不足すると、浮腫みとなって現れます
アルブミンは年齢とともに減少する傾向にあるので、お年寄りの場合は、十分な栄養と肝臓の健康維持がまず大切となります
⑥アミノ酸とダイエット
アミノ酸は脂肪を燃焼させる働きがあると言われています
一般的に脂肪を燃焼させるには、ジョギングや水泳などの有酸素運動を30分程度続けなければなりませんが、その時間を過ぎると脂肪を中心に消費するようになります
これがダイエットの第一ステップです
脂肪が燃焼するという仕組みは、体脂肪が脂肪分解酵素(リパーゼ)によって脂肪酸に分解されエネルギー源として血液中に送り込まれるということです
基礎代謝をあげると、脂肪としてのエネルギー源の消費を早めるリパーゼが活性に働きます
ダイエットによって、体内のエネルギー源であるグリコーゲンを使い果たし、脂肪燃焼の段階に入ってもこのリパーゼがうまく働いてくれないと、効率よく脂肪燃焼させることができません
このリパーゼは、アミノ酸でできている酵素です
アミノ酸は肝臓の働きによって酵素になるためのタンパク質に再合成されます
ですから、アミノ酸をたくさん摂取しても肝臓が元気でないと、必要な体内酵素を十分入ることはできないのです
《今、世間では間違えた無意味な酵素ブームが起きていますが……食物酵素を飲んでも、体内酵素が増えるはずもありません》
ダイエットを成功させるためにも、体内工場・肝臓の元気には気をつけたいものです
もちろん、運動も重要です
体内メンテナンスと運動をセットで考えることがエネルギーを、より早くより多く消費させ毒素を含めたデドックスダイエットを成功させるポイントとなります
?⋆꙳肝臓の弱りから生じるトラブル
肝心要の肝臓という字がついているように、人間のカラダの中で、大変な重要な役割を担っています
肝臓の主な働きをあげると
①栄養の代謝・合成・蓄積機能
・病気が治りにくい
・疲れやすい
・肌荒れ、シミ、貧血
・髪のパサつき、床ずれ
②解毒
・カラダ、皮膚の痒み
・筋肉痛
・男性の女性香
・妊産婦の疲れ
・二日酔い
・医薬品の副作用
③胆汁の生成・分泌
・油っこいものが苦手
・油ものを食べると下痢
・皮膚が黄色くなる
④体温を作る(基礎代謝)
・冷え性
・低体温症
・手足が冷たい
⑤その他
・血が止まりにくい
・出血斑
・痔が治りにくい
・イライラ
・こむらがえり
・帯状疱疹
など、実に多くの働きをしています
ですから、肝臓が疲れ、肝機能が衰えてくると、肝臓が持つ機能を十分に果たせず、だるさや疲れなど多くの症状として現れてるのです
つまり、本当の病気とはいかないまでも、様々なトラブルも実は、体内工場、肝臓の疲れ・弱りから生じている可能性があるのです
体内工場はバランスよく、運営できていますように?⋆。
令和5年4月20日新月?✨
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