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必読☞❤︎.*きゅう?のつぶやき第2弾①

~自然の一員としての人間という立場から健康を考えてみましょう~
 
今日自然食品、健康食品が非常に数多く市場に出回っています。それは国民が自らの健康保持に対する関心配慮を強くしていることの表れでとても良い事ではありますが。商品に健康あるいは自然ということをうたっているからには、そのメーカーが供給する製品には『売れることがすなわちその商品の価値を示す』のだという経済原則的な考え方以上の理念がなければならないのではないでしょうか?大高酵素という会社がどのような考え方に立って製品を供給しているかを整理しはっきりさせておくことは大きな意味があると思います。大高酵素では『酵素飲料のようなものがいらない世の中になることが理想』だとか『お腹の中で大高プレミアム酵素を作ろう』とか一見、酵素飲料のメーカーとしては極めて逆説的に見える発言指導をしています。これはなぜなのか、大高酵素の主張する正しい食生活を読み解いていきたいと思います。
 
人間社会の仕組みを健康に則して理解していただかなくてはなりません。
 
人間は自然の一員であると同時に社会の一員でもあるということ、この二つの側面を持っているために人は他の生物と共有した部分と他の生物と異なる部分をかなり明確に持つようになりました。これが今日の我々の健康という問題に重要な影響を与えているのです。
 
世の中には肥料、飼料、食料、燃料などがありますが、動物の食べ物である飼料、人の食べ物である食料と機械の食べ物である燃料とは同じ『料』の文字が付いていても、根本的に異なっていますね。
機械の燃料が単なるエネルギー源であるのに対して、植物や動物の食べ物はエネルギー源であると同時に体を作り上げていく『部分品』でもあるからです。バランスのとれた良い部分品からしか良い体が作れないということは明白でしょう。
それでは、良い食物、食事とは何でしょうか?
 
自然界から見ると生き物の食べ物は驚くほど多様で、植物は根から水を空気から炭酸ガスを取り入れて炭水化物を作り出せます。つまり、植物の食べ物は空気・水・微量の金属元素と言った無機質です。
それに対して、動物は植物を食べ、他の動物を食べ、いわゆる食物連鎖を形成していきます。食べているのは有機物です。
たとえば、哺乳動物の中においてコアラのようなユーカリ1種しか食べないものもいれば、トラやライオンのように肉しか食べないもの、クマやキツネのように人間のように雑食のものと極めて食べ物は多様です。
 
それではなぜ食べ物にこのような多様性が生じてくるのか?
それは、その生物が自分の体が必要とする物質をどの程度自給できるかによります。
コアラはたった一種類の食べ物で自分の体に必要な部分品を全部補うことができ、植物は有機物すら必要とせずに自分の体で全てを合成します。人は最高に雑食的な動物だと言われ、逆に言うと人はビタミン・必須アミノ酸など非常に多くの物質を合成する能力を失ってしまった動物なのです。それでも人が生存し、発展してこられたのは、多くの動植物が人間に足りない部分品を提供してくれたからです。
つまり人ほど、自然界の多くの生物にとって『生かされている』生物はないのです。
これらからまず、『多様な成分を体内に摂り入れるためには、多様な食物が必要であり、偏食はいけない』ということが言えます。
 
また、自然界の食物連鎖を見ると一つ重要な点に気がつきます。それは『自然は常に飢えている』ということです。食物連鎖のある部分に位置する動物が何かの事情で飢えから解放されたとしますと、その動物はたちまち繁殖して数が増えます。その餌が不足してしまうまで続くでしょう。これに続いて、その動物を餌としている動物も増え始め、更には新しく増え始めた動物を食べる動物が増え始め…と続き、結局食糧が増える以上に動物が増え、またもや動物界は飢えに支配されてしまいます。
事実、人間が飢えから解放されたのはほんのここ百年以内のことであり、今日もまだ地球の人口の半数以上が飢えに苦しんでいます。言い換えれば、人といえども正常な状態は、飢えている状態だと言えます。
それなのに今日の日本を見ると、お腹が空いていないのにご飯の時間だからと無理に食事を詰め込んでいる子供と大人がなんと多いことでしょうか。これは動物の一員として人間を見た場合、明らかに不自然な行為です。我々はもっと空腹感を大切にすべきです。『お腹が空いていないのに食べてはいけない』というのは自然界における大事な原則です。
それがオートファジー。
また動物という観点から見れば、冷たいものを避けるとか味付けはなるべく薄くするのも当然の配慮と言えます。動物が自分の食べる餌を冷やし食べたりだとか言うことは聞いたことがありません。味付けにしても日本では『醤』という調味料が発明されて調味されだしたのはまた何100年か前のことに過ぎないですから、食物は自然の温度になるべく近く、味付けを控えて食べるというのが原則であるべきなのです。