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必読☞❤︎.*きゅう?のつぶやき第2弾⑤

~環境適応能力は両刀の剣~ ここまで生物の一種族である人間という動物が環境の変化に適合した生物に変わっていくのは容易なことではないということを申しましたが、人間全体ではなく一人一人の個人を見ますと逆に非常に環境に順応する能力に富んだ生物であるということが分かります。 もし、このしたたかさがなければ、全ての生物は今日まで生き残ってこられなかったでしょう。 私たち人間は本能だけで生きていくことができませんから、生まれてしばらくの間(幼少期)に生活の仕方を学び、それを第二の天性として心の中に刻みます。 これを専門用語ではインプリンティングというのです。人間のような高等動物では知識が本能を代表をしている訳です。 おふくろの味などと言って、昔覚えた味はなかなか忘れられないものですが、幼児期の食生活はその人間の一生の食生活を支配するほど大きな影響があるのです。ところが、現代は工業的に生産され、加工度の高い食品が満ち溢れています。ですからうっかりすると子どもの心の中には食品添加物などがたくさん加えられた食品が美味しい食べ物として、インプリンティングされてしまう可能性があります。そこで、母親の食物の与え方が非常に大切な意味を持ってくるのです。また幼児期は強い、環境への順応の仕方ではありませんが、人間は常に環境に対応して順応し、受け入れていく力を備えています。味覚でいえば、常に同じ味に接していると、その味を不味いと思わなくなるのです。例えば、多くの方は初めてコーラを口にした時のことを覚えているでしょう。最初コーラを口にした時はほとんどの人が『なんて薬臭くてまずい飲み物なのか』と思ったはずですところがいつの間にか多くの人がコーラを日常的に飲むようになってしまいました。私達の体は味覚も含めて刺激の強さ自体ではなく、強さの変化の方を敏感に感じるようになってできているのです。 それだけに時に絶食などをして、1度味覚への刺激を断ち切り、正常な味覚を取り戻してあげることは大切なことです。 絶食をすると体に良い食べ物を美味しく感じるようになるというのは、こうした理由があるのです。 以上のように人間は悪い食品に対してもすぐに馴染んでしまう生き物ですから、日常生活でも常に注意していかなくてはなりません。 大高酵素では、そこで日常の注意点を次のような形で端的に表現しています。 綺麗な花には棘があり、美味しい食物には毒がある。 口は災いの元、口から吐き出された言葉は他人を傷つけ、口から入ってくる食べ物は自分を傷つける。 ~~~最高の健康法~~~ それは自分の好物を控えめにすることである。