🌸第三章【パイナップル🍍漬けてみました】

  • HOME
  • お知らせ
  • 🌸第三章【パイナップル🍍漬けてみました】

 

🌸第三章

 

平均寿命とは今年生まれた『0歳児』の平均余命のことを言い、今生きている大人が平均的にその歳まで生きられるということを意味しているのではありません

 

戦前(1945年以前)は100人子供が生まれると15人は出産時のトラブルで死亡していました(周産期死亡)

 

大人になるまでに、赤痢、肺炎、結核などの感染症でかなりの人が亡くなりました

 

二十歳を超えると兵役が待っており、戦死する人もたくさんいました

 

よって、一人が百歳まで生きても平均寿命はおのずと短くなりました

 

それが、今はこうしたマイナス要因がほとんどなくなり、明治、大正、昭和初期生まれで長生きしてる人が多いです

 

よって、今年生まれた『0歳児』がこうした長生きの人達と同じように、男性は79.94歳、女性は86.41歳まで生きることができるだろう……という『平均寿命』が算出されている訳です

 

昔の人達がまだまだ元気で長生きしている最大の要因に、戦前から昭和三十年代の初めにかけてまで食糧難で『空腹』を余儀なくされていたことが挙げられます

 

ご飯に味噌汁、漬物、煮魚があればご馳走で、こうしたおかずがない時はご飯に醤油をかけて食べていました

 

ご飯もない時はさつまいもにお塩をかけて食べたりもしていたらしいです

 

知らず知らずの間にサーチュイン遺伝子が活性化していたのでしょうね

 

食糧が豊富になった今、飽食で育ち、飽食の中で生活してきた五十歳代までの人々がそう簡単に長生きできるはずがなく

 

その証拠にがん死の激増や難病・奇病の蔓延が医療先進国・日本に存在しています

 

毎年300万人以上受ける人間ドックで異常なしの人が7%しかいないという異常な国です

 

古代ギリシャ、古代ローマ、古代エジプトなどの国家はその文明が頂点を極めた時に、人々が贅沢三昧、美食・飽食の世界の生活の甘美に溺れ、その結果ペストや疱瘡、麻しんなどの疫病が流行し滅亡していきました

 

国民の4分の一の人々を殺す疫病が流行ると国は滅びるということを歴史が証明しています

 

日本は死亡数の3分の一をがん死が占めるようになりました

 

このまま行くと確実に滅亡の道を歩むことになります

 

がんは『食べ過ぎ病』

 

日本人の死因ダントツ一位に居座り続けているがんは『食べ過ぎ病の一面』があります

 

1988年大阪府立大学農学部の中野長久教授らが150匹のマウスを50匹ずつ

 

⑴食事制限なし
⑵食事を八十パーセント程度に制限する
⑶食事を六十パーセント程度に制限する

 

この三つのグループに分けて飼育しました

 

そして、5週目にすべてのマウスの腹部にがん細胞を注入したそうです

 

⑴⑵のグループはがん細胞を注入後2~3週間後で腹部に平均約11gの腫瘍ができ、四週目にはほとんどは死亡しました

 

⑶の『腹六分』マウスはがん細胞を注入後2~3週間で腫瘍の大きさは平均7グラムと⑴⑵のグループの腫瘍の3分の2程度と小さく、しかもほとんどが7週目まで生存しました

 

更に⑶の『腹6分』マウスは⑴の飽食マウスに比べて免疫力に重要な血液中のインターフェロンの量が2倍もあり、免疫細胞のT細胞(リンパ球)の量も約2倍もありました

 

1985年にニューヨークのマウントサイナイ医大のグロス教授はある量の放射線を満腹マウスに照射したところ100パーセント発癌したのに対し、腹五分目程度の空腹マウスに同量の放射線を照射してもわずか0.7パーセントしか発癌しなかったとの実験結果を発表しています

 

われわれ人間が担った時、食欲がなくなるのは免疫力を上げてがんを治そうと延命しようとする反応と考えて良いですね

 

ちなみに日本人の死因の二位の心筋梗塞などの心臓病も少食(断食)で防げます

 

米国のワシントン大学医学部のL・フォンターナ准教授は『低カロリー食が血液中のコレステロール、中性脂肪下げ、血圧を低下させ、体脂肪を減らし、糖尿病のリスクを軽減させることはこれまでの数々の研究で明らかにされているが、心臓の動きも強化することが分かった』と発表しています

 

断食の醍醐味である消化エネルギーの回避は内臓器官を休めます

 

その部分がリスクなくできまたチカラまで与えられたら最善の取り組みと言えるのではないでしょうか

 

また、同准教授は41歳から65歳までの25人に六年間1400から2000キロカロリーの低カロリー(典型的な西洋食は2000から3000キロカロリー)を食べてもらい、心臓の働きを検査しました

 

年齢とともに心臓や動脈の壁が厚くなり、弾力性が失われて、心臓の拡張期の働きが低下しますが、食の見直しをした人達は心臓弁の心臓壁の弾性が高く、同世代の人々に比べ拡張期の機能が15歳も若いことがわかりました

 

老化を示唆する炎症マーカー(TNFα、CRP、TGFβ)が非常に低く『炎症が老化に重要な役割を持っているのではないか』と同准教授は考えたのでした

 

慢性炎症疾患とは、がん、リウマチ、糖尿病などで、根源はいつも同じということになります

 

 

つづく……

 

令和4年2月8日

いずみ🌷.*