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現代人の『生体防衛機構=免疫』は上がった下がったではなく狂いはじめている⁉️

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~現代人の『生体防衛機構=免疫』は上がった下がったではなく狂いはじめている⁉️~

 

人間の免疫力がゼロになった時の恐ろしさを目の当たりにすることになったのは二十世紀末にエイズが出現した時でした

 

それは、人類に対する一つの警告に他なりませんでした

 

仮にHIVヒト免疫不全ウイルスに感染しエイズを発症した場合は、将来あらゆる感染症の危険にさらされてしまうことになり、一度何らかの感染が起こると生体防御機構がウイルスによって破壊されているために対抗するすべが全くありません

 

現代人は、今さまざまな要因から自己の免疫を不安定なものにしつつあると言われています

 

高度に発達した『生体防衛能力=免疫』を足元から崩そうとしているものが何であるのかを今回リサーチしてみました

 

近年、若年層の低体温かと、免疫力低下傾向が叫ばれ、また超高齢化社会が予想されているために、高齢層による免疫力低下傾向も心配されています

 

一方では新たな感染症の出現、抗生物質耐性菌の出現、新たな薬害の発覚など免疫を脅かす問題がますます表面化してきています

 

私達は今こうした時代にどのように立ち向かえばいいのでしょうか?

 

?免疫力低下に関わるもの

 

食生活
化学物質
ストレス(主に精神)
薬物
活性酸素
運動不足

 


?最初のバリア=自然免疫の虚弱化

 

生きる化石と言われるカブトガニには、人間のような高度な免疫機能がありません

 

極めて初歩的な自然免疫と呼ばれているシステムしかないのです

 

にもかかわらず、二億年もこの地球で生き延びてきました

 

極めて高度に発達した免疫機能を持つはずの人間がなぜ今危機にさらされているのでしょうか?

 

どうもその辺りに免疫全体を考えるヒントがありそうです

 

すっかり弱くなってしまった人間の皮膚や粘膜(鼻・喉・肺・腸)というバリア機能は免疫全体の虚弱化を意味しているように思えます

 

?低体温化と免疫力低下傾向の原因=視床下部にある温度センサーの狂い

 

若年層の免疫力低下傾向は一つに低体温化という背景があることが指摘されています

 

その主な要因を下記①~④にまとめてみると、総合的に絡み合っているのが現実です

 

①運動不足やストレスの影響で基礎代謝量のレベルダウンが起きている

(熱そのものは筋肉の中の水分子の振動によって大半が生成されるので、筋肉量が減り、基礎代謝量が落ちることは、熱生成の条件が悪くなることを意味している)

 

②姿勢の悪さによる深層筋の衰え

(体の背骨と筋肉の柔軟な伸縮が大幅に減り、脊柱起立筋の循環が悪くなって栄養物質の供給も疲労物質の排泄もスムーズにいかなくなっている)

 

③食生活という土台からの傾き

(食生活の乱れや食品添加物や環境汚染などの影響で脊髄や脳の伝達に必要な微量栄養成分の不足の状態を招いている)

 

④日常の温度変化に対する対応力が失われてきた

(季節感のない恵まれすぎた環境に多くいるため、温度変化についていけなくなり、真夏の暑さに適応した時に,冷房装置による適用外の温度環境なども問題)

 

①~④の結果として、『脳下垂体の視床下部』の働きをレベルダウンさせ、そこにある『温度センサー』の狂いを生じさせてしまっていることが次第に明らかになってきました

 

現在の若年層『低体温』化現象はまさに現代文明の生活の中の落とし穴で作り出されていたのです

 

ではなぜ、低体温化が免疫力低下となるのでしょうか?

 

人間の持つ体内酵素群は体温37度で最も活発に動くように設定されています

 

体温が1~2度も下がると酵素活性を落ちて生体反応も鈍くなってしまいます

 

その影響で基礎代謝も新陳代謝も共にトーンダウンしてしまうことは否めません

 

また熱に弱いウイルスと対抗するためにも不都合な状態となります

 

時には体温以上の高熱を出して免疫細胞を活性化させますが、低体温の場合はそうした臨戦態勢が整わずウイルスや病原菌と対抗するシステムが弱体化してしまうのです

 

低体温の場合、この二つの要因などが重なって、自ずと免疫力低下をもたらしてしまうようです

 

?自然バランスは少なく、汚染物質は多く=免疫の過剰防衛と混乱

 

圧倒的に微生物が多いのは土の中に他なりませんが、人工物と違って自然秩序を持っています

 

昔の子供達は土と接する機会によって絶えず免疫系が刺激されてきました

 

人工物と『抗菌』に取り込まれた現代の子供達は、自然からの免疫系刺激が少なく訓練が足りないために、体内侵入者に対して過剰に反応することが多くなっています

 

お客なのか?不審者なのか?外敵なのか?が的確に見分けることができず、そうしたことがアレルギー体質要因を作り出しているとも言われています

 

中でも特に、生野菜や発酵食品の摂取が少なくなり、加工食品や食品添加物が増えてきたなど

 

生きた食べ物の消費量が極端に少なくなってきたことも免疫系の刺激を少なくしている最も大きな要因と言えます

 

また、体内の汚染物質が増え体内環境が悪化していることも不安要因の一つ

 

そのことの影響で内部情報の混乱が起き、免疫系疾病の発生を誘発してしまう可能性は否定できません

 

自然の微生物達との接触機会を減らしたため、結果として免疫力低下を招いてしまったようですが、実は腸こそが免疫系最前線の現場であることが近年明らかになってきました

 

そこに、合成や人工ではない、添加も加熱殺菌もない、冷却もない、完全なる大自然の中で棲息する多種多様な微生物のみの力で醸され、その生命現象の営みを繰り返すことにより原材料にはないものが代謝産物として生まれたもの、この唯一無二の存在が大きな鍵になる理由です

 

原材料に書かれているものが消化され存在せず、原材料として記載のない代謝産物で溢れているものは他にはありません

 

《消化済み生命元素》

 

間違えたブームが起きている現代には難しくても事実、熱変性するタンパクである食物酵素などとは似ても似つかないものです



食物酵素とは食物の為の酵素、血中に入ると非自己タンパクとしてアレルギーが生じます

 

?自然免疫の主役、腸管免疫こそが解決のカギ

 

免疫を、城攻めに例えるなら、外堀の水際で敵を防ぎ中への侵入を許さないことが『自然免疫』という防衛機構

 

一度、城の中に侵入してきた敵を味方と見分け敵の弱点を突く抗体という武器でやっつけると同時に二度目の侵入に備えて、敵情報を記憶しておくというシステムが『獲得免疫』という防衛機構

 

この場合、簡単に外堀を突破されてしまうような城は、城内部の命令指揮系統も弱体化していると考えるのが自然で、逆に外堀でしっかり戦える城は内部の備えも万全と考えられますよね

 

人間の場合も外堀に相当する自然免疫をしっかりすることが、城内部に相当する『獲得免疫』の基礎を作りであることが次第に明らかになってきました

 

特に、『自然免疫』の中の『腸管免疫』こそか免疫系全体の重要な立役者であることが分かってきたのです

 

栄養を点滴で補う方法で、腸を長期間使用しないため腸粘膜の衰退と破壊が起こり、そこからの細菌感染が始まっていく可能性も考えられます

 

そのため『経口・経腸投与』が、見直されつつあると言います

 

腸管免疫は、免疫細胞の6割程が使用されると言われていますが、それほど重要な免疫機構の最前線であることをほったらかしにすることはないと思います

 

腸粘膜を整え腸内微生物のバランスを保つことがあらゆる局面の免疫の大きな柱となり得ることは間違いなく、ますます『腸管免疫』に注目が集まっていくものと思われます

 

いずみの皆さまには復習となる文面でしたが、ご存知ない方はたくさんおられます

 

急な立て直しで焦るより長年培ったカラダの根を徐々に老化させるのか『備え、肥やすのか』だと考えます

 

良い種(たね)を撒いても、日が照り水を与えても、例えば栄養を与えても、土が悪い(画用紙が黒い状態)と種は発芽せず育ちもしません

 

不足してストレスがかかり病や不調が起きても、不足したものをとり、ストレス回避しようと元に戻れないのは体内の工場自体に問題があるということ

 

体内の工場は常にオートファジー(新品にリサイクル)する力を備え育てておいてほしいと考えます

 


令和4年10月4日
いずみ?.*

 


【免疫力を狂わせる要因のまとめ】

 

姿勢・運動不足・ストレス・化学物質(大気汚染・食品汚染・水質汚染)・活性酸素(タバコ・農薬・紫外線・電磁波・排気ガス・水道水の塩素)・薬物常用(鎮痛解熱消炎剤・風邪薬・抗生物質・ステロイド剤・精神安定剤)・食生活の変化・生活環境の変化・生活環境の変化による低体温など

 

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