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必読☞❤︎.*きゅう?のつぶやき第2弾⑨

~消化より防火~ さらに大切なのは日常の食生活です。薬が効いて病気が治るための決めては自然治癒力であり、自然治癒力を養うのは食生活が最も大きな要素になるからです。また、自然重治癒力が強くなれば病気にもかかりにくくなるでしょうし、病気になればお医者さんは食事の指導をしてくれますが、普段健康な時に自然治癒力を養うための指導まではしてくれません。そこで普段の健康管理について、私たちがよりどころとするのは、栄養の三要素、炭水化物、蛋白質、脂肪、さらにビタミン、無機質などの知識です。つまり、栄養学の知識です。ですが、少し待ってください。何かがおかしくはないでしょうか。 動物は純粋化され濃縮された食物を摂っているのではなく、繊維も何もかもひっくるめた全体として食物を摂っているのだと申しました。生き物はほとんどの場合、死んで間もない(つまり酵素が生きて働いている状態の)餌を食べているのだと申しました。ところが今の栄養学っては取れたての食べ物も取ってから長く保存された食物も、栄養に差はないと考えています。 もちろん、ビタミンなど壊れやすいものについては、現代の栄養学でも変化は認めておりますが、炭水化物蛋白質などについては基本的に質の劣化をあまり問題にしていないように見えます。でもこれは燃料と食料と同じ次元で取り扱っているということです。つまり、食料をエネルギー源としての目でしか見ていないのです。食料を『人間の生命力を最高に発揮させるための大切な材料』という目で見た時、単に食物を栄養的な観点からのみ見るのではなく、食物をどのような状態で(あるいはどのような状態にして摂取するべきなのか)というもう一つの学問が必要だということに思い至ります。 その新しい学問を借りに、『食物学』と名付けましょう。私たちの心の健康は栄養学と食物学、両方の知識によって初めて達成されるのです。